05/23 「天使にラブソングを」
1日1本映画観る。
今日は「天使にラブソングを」原題:Sister Act 1992年 アメリカ)
信仰とはなんだろうって考えた。
映画の中で、修道院を抜けたシスターがバーでジュークボックスを見つける。
音楽を聞きたいと近くの男に「きっと10倍に報われる」って小銭をせがむ場面があるんだけど、今の宗教が抱えている問題を言い表しているように見えた。
現代の宗教は、本質を伝える事より教会や寺院を残すことが重要視されている。
キリスト教から生まれた文化のひとつ、賛美歌などは、きっと音楽という手段を通して"聖書の中の物語"をわかりやすく伝えるために生まれた文化だとおもうけど
映画の中では修道院の歌唱曲の選定に"物語をわかりやすく歌にする"主人公と"伝統"に固執するあまり"伝える"という本質を見失っている教会側が意見を対立させるシーンがある。
イエスは活動した2年間。自分から街に出かけ、当時の「裁きの神」という価値観を打ち砕くべく分かりやすい言葉で人々に神と人間の恢復のために歩み続けた。
その間は安息日という掟もあったのに
修道院が進んでが地域の人たちと関わったり地域貢献をしないのも、「街が荒んでいて俗世に染まるから」と外の世界を拒絶しているように見えた。
そんなことを考えました、、
まぁ、宗派なんてどれでもいいけど。
どの宗派だって形骸化してると思うし
主人公が音楽を始めるきっかけ?が「サウンドオブミュージック」と真逆だなって思った。
「天使にラブソングを」だと元々歌手やってたがたまたま殺人事件を見かけて身を隠すために修道院へ。
なんとなく選んだつもりだったけど
先日「コクソン」みて、「プリースト」みて、